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天皇の奉仕される宮中の祭祀(二)自然神と祖先神への祭祀
- 宮廷文化サロン
京都宮廷文化研究所特別顧問 所功
現在の皇室(宮中)祭祀は、ほぼ皇居吹上御苑の御所に近い「宮中三殿」において営まれ、内容的に(一)年始・毎旬毎朝の拝礼、(二)自然神などに祈る祭祀、(三)祖先神などに祈る祭祀の三つに分けられることは、すでに述べました。今回...
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天皇の奉仕される宮中の祭祀(一)概要と年始・毎旬毎朝の拝礼
- 宮廷文化サロン
京都宮廷文化研究所特別顧問 所功
現在の宮中祭祀の概要 皇室の祭祀は、多くが皇居吹上御苑の御所に近い「宮中三殿」において営まれます。その内容は天皇や皇室のための私的な祈願ではなく、国家・国民全体のため(さらには世界・人類のため)に祈りを捧げられるものです...
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歌会始の来歴とその意義
- 宮廷文化サロン
京都宮廷文化研究所代表理事 久禮旦雄
新年恒例の歌会始の儀が、今年(令和7年=2025)も皇居・宮殿「松の間」で行われた。歌会始は例年、1月15日前後に行われていたが、今年は天皇皇后両陛下が阪神・淡路大震災30年追悼式典にご出席される関係で、1月22日の開催...
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馬具
- 宮廷文化サロン
編纂 岡本和彦
馬具の装飾 鞍(くら)橋(ぼね)(前輪(まえわ)・後輪(しずわ)・居(い)木(ぎ))・四緒手(しおで)(鞖(しおで))・馬氈(ばせん)・力(ちから)革(がわ)・鐙(あぶみ)・腹帯(はるび)(白布)・肌付(はだつけ)・切付...